伝統と機能を融合させた新しい手ぬぐいのスタイル
CHAORASは日本の伝統的なものづくりから見出されるモノの良さを新しいアイデアで現代にマッチさせ、次世代に繋ぐTradition ＆ Innovationにチャレンジするブランド。
日本の伝統的な生活用品である手ぬぐいに焦点を当て、手拭いの持つ機能性、実用性、デザイン性というポテンシャルをアウトドアアクティビティの場で発揮できるよう、進化させた新しいジャパンクラフト“スポーツてぬぐい”を開発。
トラディショナルとモダンが融合することによってイノベーションしたギアは幅広い層から支持を集めている。
そもそも手ぬぐいとは主に綿で作られた薄い長方形の布のこと。
吸水性と速乾性に優れ、古くは奈良時代から、庶民に広まったのは江戸時代とされており、日常生活で広く使われてきた歴史がある。
手ぬぐいの用途は単に手や顔を拭いたり、汗拭きなどといった実用的なものだけでなく、装飾やファッションとして。贈り物やお土産など多種多様な用途で使用されている。
では、チャオラスの手ぬぐいは一般的なものとどう違うのだろうか。
まずは素材と吸水性。
経糸にコットン、緯糸にバンブーレーヨンを混紡した生地は従来の手ぬぐいよりも吸水性、速乾性が向上。
加えてバンブーレーヨンの竹の繊維と生地にヒバ由来の抗菌成分「ヒノキチオール」を配合することによって抗菌・防臭効果に長けており、長時間の使用でも清潔に使用することができる。
次にサイズと形状。
一般的な手ぬぐいよりもやや長め（110cm）にすることによって、首や頭に巻きやすい設計となっている。これはスポーツタオルの規格と同じ仕様である。
また、手ぬぐいというと端が切りっぱなしでほつれやすいというイメージがある。
これはすぐに乾いて、雑菌の繁殖を抑える効果があるのだが、スポーツやアウトドアの場面で使うにはいささか不便。
スポーツてぬぐいは切りっぱなしという従来の手ぬぐいの持つ良さはそのままに、上からロックミシンで縫製。
ほつれず、快適な使用に繋げている。
さらに、使うほどに柔らかく、風合いが良くなっていく手ぬぐいの良さを最初から感じてもらうためにツバキ油を配合した柔軟剤で特殊加工を行う、独自のab-soft（アブソフト）加工を施している。
軽くて、嵩張らず、すぐ乾く。
まさに現代シーンではうってつけと言えるだろう。
そんなチャオラスの魅力はディティールだけにあらず。
和のテイストを活かし、モダンに昇華されたカラーリングやアウトドアやカジュアルファッションにも馴染みやすいスポーティでおしゃれなデザインが豊富に揃っているので、用途に合わせて選ぶ楽しみもある。
また、全ての工程は日本国内で行っており、生地の織りから縫製、染め、パッケージングに至るまで日本の職人の手で作られている。
ちなみに染めは注染（ちゅうせん）と呼ばれる日本の伝統的な染めの技法を用いている。
染めの色や模様に裏表の区別がなく裏にもくっきり柄が染まることや、多彩な柄や小紋などの微妙なタッチや独特の色合いを出すことができる。
手染めの注染ならではの色柄のゆらぎやにじみ、折り目のかすかなかすれも特徴的で味わい深いポイント。
日本の伝統文化が息づいた手ぬぐい。
スポーツてぬぐいを通して、その一端を感じてみてはいかがだろうか。
