ミニだからと言って侮ることなかれ
BAICYCLON by bagjackはドイツ・ベルリン発のバッグブランド“bagjack”のセカンドラインおよびカプセルコレクション。
bagjackを「カスタムメイド」とするなら、BAICYCLONは「レディメイド(既製品)」という位置付け。
ベースの生地の規格やデザイン監修には代表のピーターブルンスベルク氏が携わりつつも、より間口を広げるために素材やカラーのバリエーションを制限することでコストカットを実現。
耐久性、防水性、機能性、拡張性を追求したbagjackのデザイン哲学を受け継ぐ、手頃なバッグを提供している。
また、共通のモジュラー設計により、bagjackのすべてのアクセサリーやガジェットとの互換性を備える。
バックパックのデザインをモチーフとしたミニポーチ。
バックパックをそのまま縮小化したような佇まいがなんとも可愛らしい。
前面に飛び出したマチ付きポケットが、よりデイパックらしいフォルムを生み出している。
ミニミニだから、収納力が低いかというと実はそうじゃない。
メインコンパートメントはラウンド型のファスナーで大きく開くことができる。
まるでがま口の財布を開けたときのような感覚だ。
両サイドにはしっかりとマチがついているため、荷物が飛び出すのを防いでくれる。
さらに内部背面にもポケットが備わっているため、貴重品などは分けて収納することが可能。
表地は撥水性に優れた500D(デニール)のコーデュラナイロン。
裏地には車のエアバッグにも使われるAIR TIGHTNESS 加工を施した210D(デニール)ナイロンを使用し、加えて生地の気密性を上げるためにシリコン樹脂をコーティング。
雨の日でも難なく使うことができて、耐久性も指折りだ。
ショルダーストラップはクイックリリース式となっているため、他のポーチを追加したり、本体を外して別のバッグに取り付けたりして自分好みにアレンジして楽しむこともできる。
デザイン性・機能性ともに高く、自由度も高い。
ブランドのこだわりが遺憾なく発揮されたアイテムである。