NY MARKET WEEK 12BEST NEWBRANDに選出された注目のブランド meanswhile(ミーンズワイル)×MOONLOID
"Most suitable tool for body."
"Design is a means to an end, not the end itself."
Clothes are not only a costume but also a tool as a daily wear.
Design for tool, Tool for purpose.
Purpose turns to style, and then style should be a fashion
「身体に最も近い道具」「デザインは目的ではなく手段」
日常着である以上、服は衣装ではなく道具である。
道具の為にデザインがあり、目的の為に道具が存在する。
目的がスタイルになり、スタイルがファッションであるべきである。
そんなコンセプトを掲げるmeanswhileにMOONLOID(ムーンロイド)がデザインや生産を依頼して作ってもらったのがこの財布。
使用した革は、ALDEN(オールデン)などのドレスシューズに使われる、通称革のダイヤモンド「コードバン」。
引き裂きに強く、丈夫で、何より綿密な繊維による独特の光沢が生み出す重厚感と品格は、このコードバンでしか表現することができません。
今回は、コードバンの中でも日本の老舗タンナーである新喜皮革がヨーロッパ産の馬のお尻の革のみを原料とし、
職人が10ヶ月以上の歳月をかけて丹念に薄く仕上げたもののみを使用して頂いています。
加えて、meanswhileのデザイナーが理想とする、シャツの胸ポケットにも入る薄さと軽さ。
大きさは、タテ8.5×ヨコ11.5×厚さ1.0cmほど、重さは70gほど。
ぜひ、お手元の財布と比べてみて下さい。実際に手にしてみると、驚く程コンパクトなんです。
さらに、この財布は例えば3つの部屋を作るときに壁で囲んで仕切っている( □□□ )のではなく、
そこにあるスペースに区切りをつける( | | | | )という考え方で作り出されているので、
決して機能性や収納性を削ぎ落としてコンパクトにした訳では無いというのが大事なポイント。
お札は左端をポケットに差し込み、中央をマネークリップで留めるだけなのですが、
このクリップ、かなりしっかりしているので、お札を落としてしまう心配も無いし、
使っていてなにより便利だと感じたのは、クリップに挟まった状態でもお札を視認したり、
中から目的のお札を探したり、枚数を数えて取り出したりするのが、とても簡単なんです。
小銭は、広げた左側半分が両端を押すとガバっと開くポケットになっていて、そこに収納できるのですが、
これがまた、意外と便利なんです。
今までだと、財布の小銭入れの中で小銭を探すことが多かったのですが、
この財布の小銭入れは袋状になっているので、そのままサッと全ての小銭を手のひらに広げることができ、
そのまま手のひらからザッと袋に戻すことができるので、必要な小銭を取り出す作業がとにかく楽なんです。
こんな薄い財布でまさかと思うかもしれませんが、僕はこの財布に変えてから、
支払い時のスピードが格段に速くなりました。
カードの収納場所は、開いた右側に1枚ずつ×3か所、そしてこの3つのポケットの裏側に、
大きな隠しポケットが1か所あります。
隠しポケットには8枚くらいまでカードが入りますが、当然入れれば入れるだけ厚くなってしまうので、
オススメは隠しポケットに保険証などの普段使わないけど持ち歩きたいカードを2~5枚程度入れ、
頻繁に使うカードを3枚厳選して表側の3か所のポケットに収納するやり方。
自然とカード類の整理整頓が出来るので、いつも財布をスッキリと保てます。
また、小銭ポケットとしてご紹介したポケットは口が大きく開くマルチポケットなので、
ここにカードや領収書等を収納することもできます。
こんなに薄くて軽いのに、機能性が高い。
薄くて軽くて機能性が高いのに、TPOを選ばずどこで出しても大人の風格がある。
一見矛盾する3つの要素を、絶妙に組み合わせた結果、出来上がったのがこの財布。
僕はもともと財布はコンパクトな方が好みだったので、もちろんこの財布は出来上がってきた瞬間に、
「そうそう、コレコレ!」と思い使い始めたのですが、驚いたのは今まで断固として長財布派だった
妻までもがこの財布に乗り換えた上、使いやすいと、ものすごく気に入っていること。
今、どんな財布を使っている方にも、ぜひ、一度使ってみて欲しい!そう自信を持って思えるのが、この財布です。