究極の自己満足は、究極の贅沢だ
Olde Homesteader(オールドホームステッダー)がスタートしたきっかけは、半世紀以上も前にアメリカで作られていたデッドストックのアンダーウェア。
仕立ての良いシャツの様に美しいステッチワーク。
伝統的で少しゆったりとしたシルエットに素朴で味わいのある生地。
そして何よりも、肌に触れた瞬間に感じる心地よさ。
それは、いわゆる古き良き時代を象徴するもののようでもあり、大量生産が常識となった今だからこそ必要なもの。
日常で何気なく使われている「モノ」の本質に向き合い、本当にいいと思えるプロダクトだけを作っているジャパンブランドです。
かつて、BALBRIGGANと呼ばれた綿素材のアンダーシャツ。
ヨーロッパを中心に、長い間インターロック(スムース)の編地が使われてきました。
インターロックは、その名前の通りリブ編みが二重に重なった両面編み。
表裏どちらも同じ表情をしているのが特徴です。
二重に編んでいるから、手間やコストはかかるけれど、その分良いこともたくさんある。
まずは滑らかな肌触りによる心地よさ。
そして、イギリス軍やスイス軍で実際に採用されていた耐久性の高さ。
大量生産の時代になり、その手間やコストから現代では一般的ではなくなってしまったインターロック。
それを、当時のヴィンテージを元に丁寧に再現されたのが、このHENLEY NECKに採用されている編地なのです。
もちろん、編地だけではありません。
袖口や裾にはヴィンテージに多く見られるあぜ編みリブを採用。
イギリスの軍モノなんかで目にするミルスペックのモックネック。
それをベースにインナーはもちろん、1枚でも着回しのきく絶妙なアイテムとして再構築されたのが、このモックネックです。
実際に着てみると、その生地の心地よさに酔いしれる。
薄手だけど、見た目以上に保温力もある生地を使っているから、モックネックにしたときの威力も絶大。
ネックの高さが絶妙だから、1枚で着たときにはタックインしてもタックアウトしても違和感なくしっくりくる。
重ねるものはクルーネックでも、Vネックでも、シャツでも、ジャケットでも、不思議と相性が良い。
生地とモックネック。
この2つのキーワードをアンダーウェアの視点から真剣に再構築すると、シンプルなアイテムでもここまで特別になる。
オールドホームステッダ―だからこそ生み出すことのできるモックネックがこのミルモックネックなんです。
そんなミルモックネックの中でもボーダーはクラシカルな雰囲気がたまらない。
その配色やパターンが馴染みやすく、無地の様に着ることができるのにひねりが効いている。
特に1枚で着た時のバランスが絶妙です。
付属のBOXも、当時を彷彿とさせるデザインなので、プレゼントにもオススメです。