スカートよりも女性らしい
原宿の小さなマンションで誕生したLENO(リノ)。
LENOのものづくりはビンテージを元に製造時の歴史や背景を紐解くところから始まります。
生産の過程や素材の風合い、なぜそのようなデザインになったのかまで深く掘り下げている。
ビンテージを元にしているブランドは、メンズブランドが多くレディースらしいデザインは意外と少なかったりする。
LENOの場合は、ビンテージのアイディアソースをそのまま表現しているかというと、少し違う。
一度、紐解いてからLENOというフィルターを通して再構築されている。
そしてそのフィルターが完全に女子目線なのが新しい!
ビンテージがベースでありながら女性らしい柔らかな雰囲気を醸し出している。
だから、LENOのアイテムは現代女性にもよく似合い、トレンドに左右されないんだと思います。
ビンテージ好きもファッション好きも夢中にさせるLENO。
そんなLENOの発売後すぐに完売してしまうほどの人気アイテムがグルカトラウザー。
LENOらしくベースになったのはビンテージのグルカショーツ。
少しだけテーパードを入れたストレートに近いシルエットなのですが、人気の秘密は何と言ってもウエスト周りのデザイン。
ウエストの下にはたっぷりと4つのタックが入っていて、ヒップも立体的な丸みを帯びたシルエット。
太ももには自然なゆとりが表現されています。
対照的にウエストはどうかというと、かなり幅広でスッキリと細い。
さらに、そのウエストにはグルカパンツのアイコンでもあるダブルストラップが!
このデザインが、ウエストのくびれを美しく強調しながら女性らしいシルエットを生み出しているんです。
実際に穿いてみると、単にウエストのダブルストラップが付いているという訳じゃないんです。
幅広のベルトによるスッキリとしたウエスト、丸みを帯びた立体的なヒップ、タックによるゆとりのある太もも。
その全てが織り成すシルエットが、芸術的。
ある意味、スカートよりもずっとずっと女性らしいのがこのパンツなんです。
もちろん、女性らしさだけではありません。
例えば、使用している生地は男前な高密度の丈夫なコットンツイル地。
メンズのパンツにも多く使われるコットンツイルは、穿き込んでいくとビンテージの様に味わいを増していく。
試着の段階ではなく、穿き込んで1年後、2年後の方がより好きになる。
そんなパンツです。
ビンテージがベースなのに、これだけ女子が満足できるパンツはなかなかありません。
シンプルなカットソーを合わせただけで、驚くほど様になるはず。
ぜひ、存分にお楽しみください。