オリジナルを超えていく
原宿の小さなマンションで誕生したLENO(リノ)。
LENOのものづくりはビンテージを元に製造時の歴史や背景を紐解くところから始まります。
生産の過程や素材の風合い、なぜそのようなデザインになったのかまで深く掘り下げている。
さらにLENOの場合はビンテージのアイディアソースをそのまま表現しているかというと、少し違う。
一度、紐解いてからLENOというフィルターを通して再構築されている。
そしてそのフィルターが着る人を引き立てている。
ビンテージがベースでありながら武骨さがなく、しなやかでカッコいい。
だから、LENOのアイテムは現代にもよく似合い、トレンドに左右されないんだと思います。
ビンテージ好きもファッション好きも夢中にさせるLENO。
そんなLENOのアイテムの中でも特にファンが多いのがデニムアイテム。
中でもこの"LUCY(ルーシー)"は"KAY(ケイ)"と並ぶLENOの大人気定番モデル。
どちらも実在するアメリカ人女性を想定して作られたデニムパンツだけど、ルーシーはよりスタンダード。
きつめにかかったテーパードと少しゆとりのあるヒップライン。
シルエットは股上が深めで、ウエストは細く、ひざ下はテーパードがしっかりかかっている。
理想的で女性らしいラインが、自然とスタイルを補正してくれる。
しかも、ディテールはオリジナルに忠実でとにかく完成度が高い。
まさに定番と呼ぶにふさわしいデニムパンツだ。
使用した生地はグレートーンにまで色落ちさせたブラックデニム。
これも何ともエッジが効いていてLENOらしい。
ブラックデニム、それもここまで色落ちさせたものは珍しい。
一見カジュアルに見えるかもしれないけれど、実は着回し力も高い。
ネオンカラーやビビッドなカラーを合わせれば90年代風に。
ブラック1色でまとめるのもオススメだ。
合わせるものによって印象がガラリと変わるのが、このフェードブラック。
脚をキレイに見せてくれる定番のシルエットやディテールにエッジの効いたフェードブラック。
夏はシンプルなTシャツ、冬はシンプルなニットなんかをサラリと合わせるだけで洗練されたコーディネートが完成する。
服が好きであればあるほど、このルーシーはたまらないはず!