究極のジーンズ。味わい深いエイジング感が堪らない。
原宿の小さなマンションで誕生したLENO(リノ)。
LENOのものづくりはビンテージを元に製造時の歴史や背景を紐解くところから始まります。
生産の過程や素材の風合い、なぜそのようなデザインになったのかまで深く掘り下げている。
さらにLENOの場合はビンテージのアイディアソースをそのまま表現しているかというと、少し違う。
一度、紐解いてからLENOというフィルターを通して再構築されている。
そしてそのフィルターが着る人を引き立てている。
ビンテージがベースでありながら武骨さがなく、しなやかでカッコいい。
だから、LENOのアイテムは現代にもよく似合い、トレンドに左右されないんだと思います。
ビンテージ好きもファッション好きも夢中にさせるLENO。
このデニムパンツはLENOが何度も試行錯誤を重ねて、20AWでアップデートされたメンズファン待望のデニムパンツ。
長年履き込んだような、ナチュラルな色落ちのビンテージ加工。
"KAY"や"LUCY"のレディースデニムと違い、ルーズテーパードデニムは5ポケットのボタンフライ。
シルエットは股上が深めで腰回りから太ももにかけてゆったりとしていて、膝から裾にかけて細くなっていく。
このきつめにかかったテーパードがスッキリとしたバランスに。
使用している生地の厚さは、12ozセルビッチデニム地。
メンズのデニムパンツとしては、ゴワつきがなく少し薄め。
生地が薄いことで軽くて履き心地も良いのがとても魅力的。
自分でここまで味を出そうとすると何十年もかかってしまう。
職人の技術がモロに影響するUSED加工。
LENOでは自然なFADE感を表現するにあたって、ロングウォッシュ、ストーンウォッシュ等の加工を施している。
加工の技術が高いと、色落ちの激しい場所のすぐ下は色が濃いまま残っていたりする。
これは、生地が折れた時に凸になっている部分は色が落ちやすく、凹になっている部分は色が落ちにくいから。
デニムパンツだけに注目するのではない。
どんな人が履いて、どんな風に色落ちしていったのか。
そこまでの想定があって、初めてLENOの様に自然な風合いが完成する。
自然なシワ感や生地の柔らかな馴染み具合、ビンテージデニムの醍醐味であるヒゲやアタリなど加工の全てがナチュラルで味わい深い。
もちろん洗ったり履きこんでいけば、より柔らかくなり風合いも出てくる。
もともとの加工に新しい味わいを追加していく、そんな育て方も面白い。
"BRENDA" BIG TRUCKER JACKET とセットアップで着るのもまたグッと雰囲気が変わってハマること間違いなし。
もちろん男性だけでなく、ボトムスをルーズにカッコ良く穿きたい女性にもぜひオススメ。