アメリカらしく、ざっくりと極厚。
2015年にアメリカでスタートした Lady White Co.(レディホワイト)。
ジャージー素材のTシャツに焦点を置き、さまざまなウェアを開発している。
そしてコレクションの全てはロサンゼルスのデザイン本部から10マイル以内にある家族経営の工場で生産。
レディホワイトが思い描くアメリカ美学を落とし込んでいる。
そんなレディホワイトのパックTEEは格別。
アメリカ製のTシャツと言えばガシっとした肉厚のコットンが定番だ。
ところが、コレはちょっと違う。
質感はサラリとした心地よいアメリカコットン。
丈夫で透けにくく、1枚でも着やすい。
ここまでは同じなのだが、圧倒的に違うのが着心地。
生地の厚さが6オンスといわゆるアメリカTEEより薄手。
しかも柔らかく馴染みやすい。
とにかく優しく、とにかく着やすいのだ。
デザインはというと、サイドシームの無いホールガーメント。
首裏のネームもプリントで表現されているから、ストレスがなく着ることができる。
太すぎないバインダーは、カジュアル過ぎず上品な印象。
防縮加工も施しているから比較的縮みの心配も少ない。
このTEEシャツを1言で表すとしたら「上品なアメリカTEE」。
高級感があり、大人っぽく着ることができる。
色々なブランドがリリースしているTEEシャツはデザインで差が出にくい。
だからこそ、生地や質感、作りや品質が大事なのだ。