定番には特別を
1850年代から首都ダブリンにてアイルランドの民族衣装であるキルト製品を生産している老舗の名門ファクトリーO'neil of Dublin(オニールオブダブリン)。
伝統的なチェック柄から生まれる製品は、流行に左右されず末長く愛用していけるトラディショナルさが魅力です。
オニールオブダブリンと言えば、日本でも超定番アイテムとして人気。
だからこそ、人とは被らないデザインにこだわりたい。
今回、ムーンロイドが別注したのは3種類の異なる柄とカラーを組み合わせた1枚。
フロントとサイドのパネルに少しの肉感と温か味のあるウールのミックス地を。
バックパネルに使用したのはオニールの中でも艶があり上品な印象の100% WORSTED WOOL。
高級感のある素材だからこそ、トーンだけ合わせてバラバラの柄で組み合わせてみました。
フロントパネル、サイドパネル、プリーツになったバックパネル。
ブルー・グレー・ブラックで表現したのはビビッドな透明感。
ウールという温もりのある素材でありながら、3色のバランスを調整することで温度を調整し洗練された雰囲気に。
そのインパクトは主役級でありながら、トーンを抑えることで合わせやすくまとまった印象。
例えばホワイトのニットやカットソー、シャンブレーやデニムのシャツ、グレーのブラウス。
青み系のアイテムとの相性は抜群だ。
普通、商品を企画するときに1番考えることは「どうすれば売れるか」ということ。
だから世の中は万人受けするアイテムで溢れかえる。
でもファッションはもっと自由で、ワガママでも良いはず。
だからこの色が売れているとか、これがトレンドとか、一切気にしていません。
ただただ1番カワイイと思う組み合わせを表現したのがこのスカートです。
シンプルなカットソーやシャツ、ニットに合わせるだけで極上のコーディネートをお楽しみ頂けます。
3か所に配置した太めのレザーベルトはブラックをチョイス。
全体をのバランスをグッと引き締めてくれます。