「何これ!スゴイです!」
トニー・ポストにより2013年に設立されたTopo athletic(トポアスレチック)。
コロラド州で生まれ育ち、強豪チームのあるタルサ大学の陸上競技部に入部、キャプテンを務めたトニー。
ハードなトレーニングを積んで、もっと速く走れるようになりたいという思いで、マラソンで有名なマサチューセッツ州へ移りトップランナーとともにトレーニングを開始。
しかし、ケガやオーバートレーニングから現役を退くことに。
その後、ランニングシューズ業界に転身し35年たったころ、ある決心をすることに。
世界で最も自然に走れるランニングシューズを創りたい。
そうしてスタートしたのがTopo athletic。
Topoのシューズはアスリートだけをターゲットにしている訳ではない。
ウルトラマラソンを走るアスリートからウォーキングを楽しむ人まで幅広く活躍するのがTopoなのだ。
私たちとTopoとの出会いは突然だった。
最も尊敬する大先輩がある時、見慣れないスニーカーを履いていたのがTopoだった。
気になって聞いてみると、その履き心地に惚れ込み毎日の様に履いているという。
憧れの人物にそんなことを言われたら試さずにはいられない。
と言う訳で早速手に入れて履いてみたTopo。
まず驚いたのは土踏まずから足指にかけての圧倒的な解放感。
だいたい、アメリカブランドのスニーカーと言えばワイズが細い。
だから今回も合わないのを覚悟で履いてみた。
ところが、感じたのは経験したことの無い開放感だったのだ。
靴を履いたままでもある程度足指を動かすことができる。
踏み込む時にグッと足の指が広がるあの感じ。
一方で、土踏まずから踵にかけてはシューレースにより程よくホールドすることができる。
しかも、めちゃくちゃ軽い。
この重さへのこだわりもエグイ。
単に最先端の軽量素材を使用しているだけでなく、縫い目まで最小限にしているというから驚きだ。
このスペクターは独自のフィット感が病みつきになる、ブランド発のハイクッション・パフォーマンス・トレーナー!
アッパーには、リサイクル素材を使用したエンジニアードメッシュを採用。
とにかく軽いのだが、足を包み込むような心地良いフィット感がたまらない。
あくまでも個人の感想だが、フットベッドが足裏に吸い付いてくるよう。
それでいて圧迫感は感じなかった。
プラットフォームにはEVAフレームに包まれたPebax Poweredコアを採用。
特徴はソフトなクッション性と高いエネルギーリターン。
実際に履いて歩いてみると、なんだかいつもより重力を感じない。
歩くというより、跳びはねたくなるような軽快な心地よさ。
特に運動はしていないものの、いつもより速く走れそうな気がする!
展示会場で初めて試着した時には、「何これ!スゴイです!」と言いながら会場を歩き回ったほど。
スニーカーと言えば大手スポーツブランドの人気は圧倒的だ。
だからそもそもそれ以外のスニーカーが選択肢に無いことも多いのではないだろうか。
そんな時こそ、ぜひTopoを試して欲しい。
一度履いてしまえば、その圧倒的な解放感に病みつきになるはずだ。