街でもアウトドアでも!フューチュラヨーク搭載の軽量モデル!
正直どこのブランドのどれもこれもクオリティもデザインも価格帯も似たり寄ったりのバッグパック。
今も現役で米軍に支給されているMYSTERY RANCH(ミステリーランチ)はそれらのモノとは明らかに違います。
そして、ミステリーランチが玄人たちにこれほどまでに愛される理由。
その理由の1つが、このCOULEE(クーリー)でも搭載している「フューチュラヨークシステム」。
ミステリーランチの創始者デイナ・グリーソンの発明であり、特許を取得しているバックパックの背面長を無段階で調整するシステムだ。
それはまるでオーダーメイド。
実際に背負ってみると、その違いは歴然。
ショップではパックの中に重たそうな雑誌を詰められるだけ詰めて実際に体験してもらっているのだけど、コレがとってもおもしろい!
実際に手に持った時にはものすごく重たいのに、背負うと嘘みたいに軽く感じるのだ。
今まで試してもらった方、全員がその差に驚いたほど。
もちろん、背面長を無段階調整できるだけではない。
特殊なフレームは背中のカーブに沿って崩れないほどしっかりしているのに、ねじる動きにはしなやかについていく。
だから、歩いている時もフィット感は抜群。
正しく腰で荷重を支え続けるために、フューチュラヨークに加えショルダーベルトとウエストベルトを締めこむ。
これは動いてもパックを背面に密着させるためなのだが、どちらにもしっかりとクッションが入っているから、締めこんでもストレスにならない。
さらに、ウエストベルトには小さなジッパー付ポケットを左右1か所ずつ配置。
パックを固定したままでサッと取り出すことができるこのポケット、あるのとないのでは大違いだ。
しかも、ウエストベルト自体を本体から取り外すこともできる。
例えば荷物がそれほど重たくない日やパックを背負うのが短い時間の場合に便利!
使用した表地は、330D Robic nylon fabric。
その特徴は、丈夫で軽いこと。
日常使いはもちろん、アウトドアシーンにもオススメだ。
パック上部の独立したポケットは、アクセスしやすく500mlのペットボトルが入るほどのサイズ感。
浅いから中のものも視認しやすく、取り出しやすいのが特徴だ。
メインコーンパートメントは、これまたミステリーランチのアイコンである3ジップを採用。
縦型のデイパックは、重たいものを入れた時に荷重を感じにくい機能的設計だけど中のものが取り出しにくい。
でもこの3ジップは、Y型に大きく開くことができる。
しかも、3つのジップの交点に指を入れて上部に引き上げれば、簡単に開くことができる。
だから、楽に内部のものを取り出せるし整理もしやすい。
シンプルに見えるが、その仕組みは複雑だ。
通常、ジッパーは1つ1つのツメが噛み合う様に対になっている状態で作られる。
ところがこれは、異なる長さのジップをうまくかみ合わせている。
尋常じゃない縫製技術が必要になるから他のブランドは真似したくともできないのだ。
内部のPCスリーブはタブレットやPCなどの収納がオススメ。
下部が浮いているから、地面にパックを置いても内部に衝撃が伝わらず、安心。
両サイドにはボトルポケット。
ストレッチ素材だから、収納したものをホールドし落としにくい。
折り畳み傘の収納にもオススメだ。
さらに特徴的なのが、フロント左右1か所ずつの縦長ポケット。
コンプレッションベルト付だから、中のものに合わせて容量を調整できる。
また、ポケットサイドはストレッチ素材を採用しているから、アレンジ力は抜群!
シェルなど薄手のアウターであれば簡単に収納できてしまう。
ミステリーランチのバッグを見ているとその緻密さに驚かされる。
それは、縫製がキレイだとか繊細だとかそういうことではない。
例えばジッパー。
開け閉めしようとしたとき、ミステリーランチの製品には引く方向と反対側に本体を押さえるためのループが付いている。
このループのおかげで密閉性の高いジッパーでも簡単に開け閉めできる。
しかも教えられなくても誰もが自然とそのループを使う。
細やかな機能が動線上に自然と配置されているのだ。
だから、使いこむほどに魅力を増していく。
今もなお米軍にバッグを支給しているミステリーランチ。
独自の厳しい基準は米軍のそれよりもはるかに高い。
その使い心地はもう、最高以外の何物でもないのだ。