コーデを楽しむ、極上ギリー
Sanders & Sanders Ltd.は約135年の歴史を持つ、靴の聖地ノーサンプトン最後の実力メーカーだ。
その特徴は伝統的なグッドイヤーウェルと製法を現代へと引き継ぐだけでなく、パーツのほとんどに天然素材を使用していること。
しかも、今もなおイギリスでの生産を続けている。
特にSanders Uniform Footwear Collectionは世界中の多くの警察、ミリタリー、およびセキュリティ用のシューズとして採用されていることで有名。
イギリス国防総省(MOD)に至っては供給されるレザーシューズ(UK製)のほとんどがサンダース製というから驚きだ。
実にファクトリーの50%もの製造ラインが英国国防総省向けとして割り当てられている。
サンダースと言えば日本ではオシャレな革靴という印象が強いかもしれない。
でも、その歴史や背景をたどれば機能性や品質こそサンダースの真骨頂なのだ。
そんなサンダースの魅力は、「グッドイヤーウェルト製法」「天然素材」「イギリス製」。
そして、その3つの要素を持ちながら、他社に比べて圧倒的なコストパフォーマンスを誇ること。
それが100年以上に渡って愛され続けているSANDERSの最大の魅力に違いない。
このギリーもミリタリーコレクションの1つ。
オーセンティックでありながら、全面に施されたパンチングは個性的。
それでいて、どんなコーディネートにも合わせやすいのがポイントだ。
最大の醍醐味は、ソックスとの組み合わせ。
ソックスは消耗品だし、毎日必ず履くもの。
ウェアより安いから、ビビッドなカラーも取り入れやすい。
いつものコーディネートにギリーを合わせ、このギリーからソックスをのぞかせれば極上のスタイルが完成する。
アッパーはポリッシュドレザー。
光沢感があり、傷や汚れが付きにくく丈夫なのが特徴。
さらに、ブラッシングの後少量の水を含ませた柔らかい布で磨けば光沢感も保つことができる。
数あるレザーの中でも特にケアが簡単だから、ラフに履きたい方にもオススメだ。