バッグなみの収納力
熱圧着によるシームレスの防水ダウンジャケット、その名も「水沢ダウン MIZUSAWA DOWN」でその名を世界に轟かせているDESCENTE(デサント)。
ご存知、オリンピック公式ウェアやスキーウェア、消防団のための高度な技術を要するユニホームまでも作っている日本を代表するブランドだ。
そんなデサントにはそのコンセプトによっていくつかのラインがある。
このALLTERRAIN(オルテライン)はデサントにとっても私たちにとっても特別ラインだ。
ターゲット層を固定せず、トレンドに流されず、真のものづくりを追求している。
デザインコンセプトは「Form follows function(デザインは全て機能性に従事したもの)」。
実はこの言葉、建築家ルイス・サリバンが提唱しているのだが、オルテラインのものづくりはどこか建築に似ている。
装飾としてのデザインは排除され、残るのはシンプルで研ぎ澄まされた機能美。
まさに究極のものづくりという訳。
そんなALLTERRAINの次の一手がアウトドアシーンと都市生活の両方に対応するユーティリティウェア。
ALLTERRAIN81だ。
その最大の特徴は「No Pack」。
ウェア自体に収納力を持たせ、バッグがなくてもOK。
心も身体もアクティブに変えてしまう、現代にピッタリなラインナップを展開している。
このカーゴショーツも、もちろんバッグいらず。
使用した生地は、耐久性に信頼のあるCORDURA RIPSTOP-コーデュラリップストップ。
しかも撥水効果もあり、水や汚れに強い。
さらに、ナイロンに少量のポリウレタンを混ぜ、ストレッチも効いている。
水辺でのアクティブなアウトドアスポーツに適した素材である。
コンセプトでもあるポケットは、何と全部で8か所!
一番よく使うサイドポケットは手のひらがすっぽり入る深さ。
バックポケットは出し入れがしやすいよう斜めにカットされており、スナップボタンも付いていて安心。
そして最大のポイントである左右のラージポケット。500mlのペットボトルがすっぽり入る大きさだ。
しかも左のファスナーを開けると、さらに小分けに便利なパッチポケットが2つも!
口部分はストレッチコードで絞ることが出来、深さも十分にあるため簡単にはモノが落ちない仕様になっている。
小さなバッグより収納力があり、ずっと使いやすい!
ウエストには片手でも開閉、調整ができるバックルテープが付いている。
たくさんモノを入れて重くなってしまっても、しっかりホールドしてくれるので、下がってくる心配もない。
ここまで素材やポケットに注目し、アウトドアギアのようなイメージが付いてしまうが、
ポケットを使わずとも、実は街着としても使える絶妙な丈感やシルエットにも注目してほしい。
シーンを選ばず様々なスタイルでの活躍が期待できる一着である。