質よく、コスパよく
1963年にデンマークでスタートしたjoha(ヨハ)。
こだわりづくしの言わば「メリノウール専門店」です。
スカンジナビアでは誰もが1度は袖を通すと言われているほど、ポピュラーな老舗ブランド。
新生児にも安心して使えるほどの滑らかな手触りと飽きのこないデザイン、そして圧倒的コストパフォーマンス。
デザインがどうとか、トレンドがどうとかは全く関係ない。
製品が良いから、着心地が良いから、価格に見合うものだから。
johaへのハマり方は大体こんな感じ。
使用した素材はメリノウールとシルク。
メリノウールの良さはアパレル業界ではもう常識なのだけど、なぜか一般的にはそこまで知られていない気がする。
その正体は天然素材でありながら、季節と体温の状況に合わせて保温効果や給水効果を発揮する超高機能素材。
これにより常にちょうど良い体温を保つことができる。
その機能は「天然のエアコン」と言われるほどで、冬はもちろん夏の熱中症対策にも効果抜群。
何がスゴイって、暑くても寒くても、体温調整してくれるということ。
これさえあれば、1年中快適に過ごせるのだ。
さらにメリノウールの機能はこれだけではない。
侵入してきた細菌を無菌化する免疫機能を持っているから、抗菌効果だけでなく防臭効果も。
そうは言っても、ウールは苦手。チクチクして着ていられない。
私もメリノウールに出会うまではそうでした。
ところが、johaのメリノウールはそんな悩みを微塵も感じさせません。
使用しているのは最高級の18-19ミクロンのもの。
最高級と言われるメリノウールの中でも、非常に細いモノだけを厳選しています。
そもそもウールがチクチクする原因は、繊維の端が肌を刺激するから。
でもこれだけ細い繊維を使えば、その肌触りはチクチクするどころか滑らかで心地よいものになるんです。
さらにスゴイのは肌荒れのしにくさ。
乾燥した季節に皮脂膜が傷つくことで起こる肌荒れは、ウールの下着で再生されるという研究結果があるほど。
単に暖かいだけでなく、効率よく汗を吸収し発散するから、常にサラサラの肌を保つことができる。
一方、シルクと言えば誰もが知る超高級素材。
主な成分は人の皮膚と同じたんぱく質。
キメが細かく極上の滑らかさを持ち、吸湿性・放湿性は抜群。
摩擦による肌へのダメージも軽減できるという優れもの。
美しい艶と光沢があり、シワになりにくいというメリットも。
しかも、静電気が起きにくく紫外線までカットしてくれる。
ただ、弱点もある。
それは繊細な素材だということ。
洗濯機で洗うことが出来なかったり、傷がつきやすかったり。
johaのウールシルクは、このメリノウールとシルクを混紡することで良いところを高めつつ弱点を補っている。
だからケアも楽。
洗濯ネットに入れて中性洗剤を使用し、弱水流モードで洗えば問題なし。
せっかくだから、毎日着て、毎日ガンガン洗って欲しい。
このレギンスもメリノウール85%、シルク15%の混紡素材。
キッズとしてもオススメだけど、断然女性にオススメなアイテムです。
その理由は設定金額。
johaのアイテムはメンズ・レディース・キッズの3つのカテゴリに分かれています。
そして、その価格設定もカテゴリ別に行われている。
だからレディースモデルに比べてキッズモデルは各段に安い。
一方でキッズの150cmとレディースのMサイズを比較すると袖丈などは若干短いものの、着用感は大きく変わらない。
当然、品質だって変わらない。
johaはただでさえコスパに優れいている。
その中でもこのキッズラインのコスパは特別なのだ。
肉感は薄手。
キメが細やかで、肌触りは滑らか。
私自身、ウールのレギンスを履こうものならすぐにお腹がチクチクと痒くなる。
でもこれは、全く気にならない。
個人差はあるかもしれないけど、かなり乾燥肌の方も気にせず着られるのではないだろうか。
汗や湿気も効率良く吸収してくれるから、季節を選ばず蒸れないし、サラサラして気持ちイイ。
伸縮性が高いからタストレスを感じません。
落ち着いたカラーのボーダーはオールシーズン着回しが効く。
シーズン限定カラーだから、早いもの勝ちです。
個人的にはキッズラインならではのカラフルなタグもたまりません!
しかも、有害物質が含まれていないことを保証する世界共通の試験・認証・認可システムOeko-Texのラベル付き。
そして、この価格。
メリノウールとシルクを使用していて、この価格はちょっとビックリ。
メリノウール×シルクの組み合わせは無い訳ではないけれど、ここまでのコスパを誇るものはそうはありません。
自分用としてだけじゃなく、プレゼント用としてもヘビロテ必至のアイテムになりそう。