深みのあるブラックチェリー
1905年、アメリカはミネソタ州で創業したRED WING(レッドウィング)。
すでに靴づくりのスペシャリストであったチャールズ・ベックマンと14人の仲間によって設立されたレッドウィング。
と、普通ならブランドの創業から特徴までを紹介するのがいつもの流れ。
だけど、レッドウィングに限ってはそれ不要。
90年代にとんでもないムーブメントを巻き起こし、男性を中心に制服状態だったレッドウィング。
わざわざ説明する必要がないくらい定番中の定番だ。
この#8847はRED WINGのマスターピース#875と同じく
こだわりのアメリカ製、一生履ける靴としてソールの張替えができるグッドイヤーウェルト製法。
どんな場所でも歩きやすく、長時間履いても疲れにくいトラクショントレッドソール。
木型(ラスト)は23番。
皆から愛され続けているキング・オブ・ワークブーツのディテールをそのまま、レザーを変えたものである。
#8847で使用しているレザーはブラックチェリー「エクスカリバー」。
深みのあるバーガンディー色が渋さもありながら、カジュアルにも合わせやすい雰囲気に。
そしてオイルをたっぷり含んでいるが故に独特の色ムラがある。
これが履き込むほどに味わいが増し、エイジングも楽しめる。
長い歴史の中で数々の名品を産み出してきたRED WING。
このクラシックモックもその歴史に名を残す新たなクラシックとなるに違いない。