活躍範囲広がるRED WING×GORE-TEX
1905年、アメリカはミネソタ州で創業したRED WING(レッドウィング)。
すでに靴づくりのスペシャリストであったチャールズ・ベックマンと14人の仲間によって設立されたレッドウィング。
と、普通ならブランドの創業から特徴までを紹介するのがいつもの流れ。
だけど、レッドウィングに限ってはそれ不要。
90年代にとんでもないムーブメントを巻き起こし、男性を中心に制服状態だったレッドウィング。
わざわざ説明する必要がないくらい定番中の定番だ。
この#8864はレッドウィングを代表するオロラセットカラーの6インチモックトゥブーツに防水透湿素材GORE-TEXを使用した防水モデル。
ライニングのGORE-TEXファブリクスは表面に“キャンブレル”という摩耗に強く、吸汗速乾に優れたナイロン不織布を使用。
この組み合わせは、ワークブーツや特殊用途向けの生地として使われることが多く、レッドウィングならではのこだわりとなっています。
ライニングのインソールにあたる部分には断熱素材のシンサレート、インソール表面にはクッション性の高いポロンを使用。
使用しているレザーはオロラセットカラーの「ラセット・タオス」。
GORE-TEX最大の特徴でもある透湿性能を妨げないように通気性、防水性のあるレザーだ。
昔ながらの堅牢な製法と近代的なファブリックの融合により活躍範囲は無限大。
悪天候でも悪路でも突き進める。
また細かな部分ではあるが、1980年代のアイリッシュセッターの犬タグを再現したものが付けられているのもファンにとっては嬉しいポイントだ。
アメリカ製、一生履ける靴としてソールの張替えができるグッドイヤーウェルト製法。
どんな場所でも歩きやすく、長時間履いても疲れにくいトラクショントレッドソール。
木型(ラスト)は23番。
皆から愛され続けているキング・オブ・ワークブーツとゴアテックスの融合は見逃せない。
HOW TO CARE
[通常のお手入れ方法]
オイルやワックスはレザーの透湿性能に大きく影響を与えますので、ケアプロダクトの選択には注意が必要です。レッドウィングのケアプロダクトの中では、革の透湿性能への影響が比較的少ない「レザークリーム」を使用することが最も適した保革方法となります。
[汚れについて]
基本的にはブラッシングのみで汚れを払い落とすようにしてください。「フォームレザークリーナー」の使用は防水レザーの防水機能を低下させるためお勧めいたしませんが、ブラッシングのみでは落ちないしつこい汚れがついたときには「フォームレザークリーナー」を使用して洗浄し、革が乾燥した後にレザープロテクターを吹きかけるようにしてください。
[防水スプレー]
ゴア製品は防水レザーによって防水機能を備えているのではなく、ライニングの被膜によって防水機能を備えています。そのため、防水レザーの防水機能が低下したとしても靴自体の防水機能が損なわれることはありません。防水スプレーの使用は必ずしも必要ではありませんが、防水レザーが顕著に吸水するようになった場合には、レッドウィングの「レザープロテクター」を使用して防水機能を回復させてください。