ビッグサイズで着るジョンスメドレー
1784年イングランドのリーミルズで創業したJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)。
意外なことに設立当初は綿花の紡績と生地造りがメインでした。
ハイゲージニットの製造を開始したのは4代目のジョンが会長となった1888年。
当時最先端の紡績機と編み機を導入し、製造していました。
その製品は当時のイギリスでも飛びぬけてきめ細かく、美しいものでした。
それが世界中で愛される最高のニットウェアとして今に伝えられています。
現在では多くのハイゲージニットブランドがある中、その原点と言えるのがJOHN SMEDLEY。
イギリス国内ではバーバリーやマーガレットハウエル、国外ではコム デ ギャルソンやブルックスブラザーズなどの製品を生産しています。
そんなジョンスメドレーのピークス。
こちらに使用されているアングロインディアンガーゼという素材はめちゃくちゃ魅力的。
ジョンスメドレーの秋冬シーズン定番のエクストラファインメリノウールと、春夏シーズン定番のシーアイランドコットンを混紡したユニークな素材を使用している。
シーアイランドコットンの優れた通気性と清涼感に加え、汗や湿気を吸い発散し、夏も冬も重宝される天然のメリノウールのコンボ。
さらにメリノウールが混合されることにより抗菌性を発揮し、消臭機能も追加。
洗濯も楽で、型崩れもしにくい。
つまり、柔らかくドライな質感で、通気性、吸水速乾性、抗菌消臭性に優れ、イージーケアという四季を通して使えるチート級な素材なのだ。
そして今回僕たちがセレクトしたのは「XXLサイズ」。
上品な印象のジョンスメドレーをあえてビッグサイズで着る。
大きいサイズを着ることで、袖や裾からの通気性も上がり、肌に触れる面も減るので暑い夏もより快適に過ごせる。
シルエットもキレイ目なジョンスメドレーらしくなく、少しラフな抜け感を楽しめる。
これを機に、ジョンスメドレーの素晴らしいハイゲージニットをより多くの層に知っていただきたい。
日本ではなかなか手に入れづらいXXLサイズ。
ジョンスメドレーは少し敷居が高いと思っていた方も、普段から愛用しているがビッグサイズで着たことがないという方もこの機会に是非試してみてほしい。