SEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)

SEVEN BY SEVEN(セブンバイセブン)LEATHER SHOURDER BAG(レザーショルダーバッグ)Cow split leather バッグ 鞄 ポストマンバッグ ユニセックス

商品コード:800-4271122

33,000(税込)

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商品説明


届けたいものを詰めて、僕は今日も歩く

2015秋冬シーズンよりスタートしたSEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)。
ヴィンテージの知識と経験、そして、独自の感性による自由な世界が表現されているブランド。
その背景は、かつてゴールドラッシュに沸き、ヒッピーやビートニクといった思想文学を育み、ストリートをアートの舞台に押し上げたカルチャーの街としても知られるサンフランシスコにある。

ブランド名はサンフランシスコの面積が49平方マイル(1平方マイル=およそ2.5平方キロメートル)で、7マイル×7マイルに収まるから、地元の人たちが「セブン バイ セブン」と呼んでいたことに由来。
デザイナーの川上淳也氏は20代の大半をその街で過ごしながらヴィンテージのバイイングを経験。
日本のヴィンテージ業界ではその服自体の魅力より、希少であることが重要視されることが多い。
例えば、それがデニムパンツなら生産数が少ない大戦モデルはそれだけで価値が跳ね上がる。
ところが、彼のいた当時のサンフランシスコには、希少価値という概念が存在しない。
倉庫に積まれた古着は現地で生活する人々が実際に着ていたもので、生産背景による分類などされていなかったのだ。
だから彼のヴィンテージに対する見方はフラットで、世間一般的な目利きとは対照的だ。
90年代半ば、日本が空前のヴィンテージブームに沸いていてもその姿勢は変わらない。
当時は現地ディーラーだけでなく、生活のために日本で高く売れそうなヴィンテージ品を血眼になって探していた人が多かった。
でも、彼はそうしたムーブには見向きもしなかった。
彼の古着に対する根本はそのもの自体の価値にあり、それ以上でもそれ以下でもないからだ。

何かをしようとするとき、人は知識のある誰かに教えを請いたり、マニュアルや前例を踏襲したりする。
そうして固定概念にとらわれていく。
だが、自身の感覚を頼りに古着を選び続けてきた川上氏のフィルターによって生み出される洋服の数々は、他のどのブランドとも違う。
どこか懐かしさを覚えながらもコンテンポラリーでいて独創的な雰囲気を漂わせる唯一無二の存在だ。

決してヴィンテージの焼き直しではない、そのモノが持つディティールや素材に対するリスペクトから生まれる新たな価値。
SEVEN BY SEVENは、我々にファッションが持つ奥深さや美しさを再認識させてくれるブランドだ。

ボリューム感のあるショルダーバッグはヴィンテージのポストマンバッグ(郵便局員の配達用バッグ)から着想を得たデザイン。
ポストマンは多種多様の配達物を持って出歩かなければならなかったため、ポストマンバッグに求められたのは収納力と耐久性。
だから、ヴィンテージのポストマンバッグは大きめでマチも広め、かつ耐久性に優れた厚手のレザーやキャンバス生地を使用したものが一般的。
当時のディティールをサンプリングしたバッグは数多く存在するが、現代に生きる僕らにはその重厚感ゆえに使いづらい。
でも、このバッグはそんな認識を覆す。

使用したレザーは耐水性が高く、きめ細かい起毛感が特徴の「SUEDE SPLIT LEATHER(スエードスプリットレザー)」。
床革(革を作る際に残った本革ではない部分)の表面にポリウレタン等の樹脂を塗って、強度を高める加工を施した特殊なレザーだ。
革本来の柔らかさはそのままに、耐久性と耐水性も兼ね備えているため、ソファや自動車の内装に使われることも多い。
普通のレザーであれば、油分が多く含まれていて耐久性はあっても雨に当たると雨染みがついてしまうことがあるので、天候・季節関係なく使うのはなかなか難しい。
だが、このレザーは多少の雨くらいなら余裕で弾く撥水性があるため、神経質になる必要も全くない。
また、重いものを入れても革に歪みが起こらないよう、ライナーに厚手のキャンバス生地を使用しているものをよく見かけるが、このバッグにはそれがない。
なぜなら、革本来の柔らかさや質感が損なわれてしまうから。
そのため、負荷がかかりやすい部分にはトリプルステッチで縫製がされている。
トリプルステッチは激しい動きや摩耗にさらされることが多いワークウェアの耐久性を高めるためによく使われる縫製。
素材の良さを残したまま耐久性を底上げするには、これが一番理にかなっている。
固さや重さが出ないから雰囲気も自然で肩が凝らない。
触ってみると程よい厚みはありながら、しっとりとしていて柔らかく、軽い。ずっと触れていたくなるような心地よさだ。
本革やキャンバス生地とは違う、角がないくたっとした雰囲気がクセになる。

収納力はとにかく抜群。フラップ内側のベルトのおかげで、入れたものを落としにくい。
ノートパソコンなどの機械類も問題なく入るし、二泊くらいの旅行の荷物を持っていくのも容易なほど。
でもこのバッグの良さを活かすのであれば、あまり深く考えずにガサっと突っ込んでラフに持ち歩くくらいがカッコいい。
むしろ、小荷物の時に出るシワ感や余り感が最高にかっこいいから、あまり物を入れたくなくなってしまう。
こんな風に思えるバッグもそうない。

ショルダーバッグはたくさん物を入れるとベルトが食い込み、荷重が一点に集中して辛くなってしまうことがよくある。
だがこれは幅広だから、安定感もあるし、荷物が増えても快適。
また、上部に配置されたジップ付きの内ポケットのお陰で貴重品などは分けて収納することが可能。財布や携帯、鍵くらいであれば余裕で収まる。
フラップをめくった時にすぐ目につく位置にあるから、取り出す際にもたつくこともない。

スタイリングも斜めがけにしたり、片側にかけたりとさまざま。
夏はシンプルになりがちな服装のアクセントに使えるし、冬はウールのコートやレザーシューズと合わせて暖かみのある雰囲気を底上げしてくれる。

スプリットレザーの持つ特性を存分に活かし、ヴィンテージにはない現代の僕らに寄り添った質感や雰囲気を纏ったショルダーバッグ。

当時のポストマンにとっての最適解を現代の僕らにとっての最適解へと生まれ変わらせた、まさにマスターピースと言える逸品だ。

商品スペック

サイズ(cm)
高さ マチ ショルダー(調節不可) 重量
F 43cm32cm21cm78cm1.142kg
商品の特性上個体差が生じる可能性がございます。予めご了承くださいませ。
素材
SUEDE SPLIT LEATHER
原産国
MADE IN INDIA

カテゴリ

ブランド
SEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)
カテゴリ
ショルダーバッグ




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