全世界169点だけの限定アイテム。
ニューヨークを拠点とする人気急上昇中のデザイナー、Emily Adams Bode (エミリー・アダムス・ボーディ) 。
BODE (ボーディ) は、多種多様な古風かつユニークなテキスタイルを、クラシカルで一際目をひくワークウェアのシルエットに仕立て上げている。
哲学とメンズウェアデザイン学の二つの学位を持つエミリーは、2016年のブランド設立後、一年も経たずに、メンズのニューヨークファッションウィークでコレクションを発表。
同ファッションウィークで初の女性メンズウェアデザイナーとなる。
エミリーは在学中から、世界中の歴史ある珍しい生地を探し、加工したりする技術を磨いていた。
それだけでは収まらず、最終的には自ら仕立てや直しを手がけていたそう。
そんな彼女が生み出すコレクションの元となるのは、100年以上前に作られたテーブルクロス、麻袋、ヴィクトリアンスタイルのベッドシーツなど。
そんな特別な生地を元に、ひとつひとつに愛情を込めて作られている。
実際に服を手に取ったときに、彼女の服に対する愛が伝わってきたのを覚えている。
生地の質感、クラシカルな雰囲気と鮮烈なデザイン。
僕もそんな彼女の世界観に瞬く間に惚れてしまった。
そんな彼女が手掛ける現代のかっこいい大人たちが注目しているブランドが、このBODEだ。
このTommy Sweatshirtsはデザイナーエミリーの友人が中西部で見つけた手作りの子供用Tシャツからインスピレーションを得ている。
前面の個性的で可愛らしいグラフィックパッチは、ヴィンテージのTシャツやデッドストックの布地からのスクラップやパッチをコラージュ。
しかもすべて手作業で縫い付けられている。
手作業ならではの丁寧さと多少の粗さが絶妙で、このアイテムへの拘りが感じられる。
つまりこの世に2つと存在しないスペシャルな1着なのだ。
ベースのスウェットはコットンフリース生地。
しっかりとしたウェイト感で、裏はふわっと柔らかく着心地も抜群。
クルーネックの襟と袖はリブ仕様になっている。
裾にリブは無く、ストンと落ちるシルエットが男女ともに着やすい。
全世界に169点しか存在しない非常に貴重なプロダクト。
その限定感もだが、デザインや質、手作業による拘りはそれ以上に価値があると言っても過言ではない。
着るだけで気分が上がるおススメな一着である。