アンダーウェアブランドから、洗剤?!
Olde Homesteader(オールドホームステッダー)がスタートしたきっかけは、半世紀以上も前にアメリカで作られていたデッドストックのアンダーウェア。
仕立ての良いシャツの様に美しいステッチワーク。
伝統的で少しゆったりとしたシルエットに素朴で味わいのある生地。
そして何よりも、肌に触れた瞬間に感じる心地よさ。
それは、いわゆる古き良き時代を象徴するもののようでもあり、大量生産が常識となった今だからこそ必要なもの。
日常で何気なく使われている「モノ」の本質に向き合い、本当にいいと思えるプロダクトだけを作っているジャパンブランドです。
そんなオールドホームステッダ―から洗剤が登場。
アンダーウェアブランドから、洗剤?!
僕たちも最初はそう思ったけれど、そこにはオールドホームステッダ―らしい理由が隠されている。
家庭用洗剤は低価格じゃないと売れない。
だから、あくまでも価格ありきで開発される。
どんなに良い成分があったとしても、高価なものになってしまえば世に出ない。
対して業務用の洗剤は落ちなかったり、洗濯ダメージが大きかったりすると機能として成り立たない。
だから、高価な成分だったとしても価格度外視で使われたりする。
当然、家庭用としては採算が合わない。
ところが、洗濯のプロに言わせると、洗剤や洗濯方法次第で着心地や持ちや大きく変わるのだそう。
どんなに良い風合いだったとしても、誤ったケア方法を続けると少しずつそれが損なわれてしまう。
今回の洗剤は、家庭でも使えるギリギリの価格帯でありながら、業務用の様に衣服を第一に考えたもの。
アンダーウェア用の洗剤としているが、シルクやウール、カシミアなんかも洗うことができる。
まず成分の余分な残留度合いが非常に低いから皮膚に対する安全性が高い。
下着などのゴム部分が痒くなった経験はないだろうか。
実はこの痒み、洗剤残りが原因の1つなのだそう。
汚れを落とすことも大事だけど、洗剤自体が残らないことも同じくらい大事という訳。
さらに、黒ずみの元となる皮脂汚れに対して洗浄力が高いのに、色あせや生地へのダメージは少ない。
単純に洗浄力を高めるだけであれば、色あせやダメージは避けられない。
ところがそれを、最も問題となる皮脂汚れにフォーカスすることでバランスを取っている。
しかも、この洗浄力は水の硬度に影響されることがなく、柔軟・保湿成分も含まれているから柔軟剤を使う必要もない。
香料は用いずに、シンプルに無臭なのも使い勝手が良い。
家庭用の洗濯洗剤とすると、かなりの高級品。
でも、クリーニングに出すよりはオトク。
大切な服や肌着だからこそ、使いたい洗剤だ。