寒い季節もぬくぬく
雪が降り積もり-10℃以下になる北海道でも、冬キャンプが少しずつ浸透してきています。
ただ、春や秋と違い、「ちょっと寒い」ではなく「凍えるほど寒い」。
ギアや装備には細心の注意を払わなければ、それはもう大変なことになってしまう。
そんな北海道の冬キャンプの睡眠を快適なものにしてくれるシュラフ。
それがこのUDD BAG 1000DX。
使用した表地は軽くて柔らかい15dnのナイロン地。
撥水加工を施しているから多少の水は弾いてくれます。
使用した羽毛はスパニッシュダックダウンに超撥水加工を施した770FPのUDD(ウルトラドライダウン)。
世界の産地の中でも高級羽毛が集まるのがヨーロッパ。
もちろん、羽毛の品質はピカイチです。
さらに、世界的にも技術力の高い日本で加工し洗浄することで、より長持ちしやすくなっています。
それだけではありません。
羽毛の弱点である水に濡れた時にかさ高が減ってしまわない様に、羽毛自体に超撥水加工を施しているんです。
快適温度は-9℃、下限温度は-16℃と冬のキャンプにも十分対応できる保温力だ。
実は僕たち自身も冬キャンプに惹かれながらも一歩踏み出せずにいました。
北海道の厳しい真冬にキャンプだなんて、想像もつかない。
そもそも、テント用のストーブだって持っていないし、寒くて寝れなかったらどうしよう、絶対風邪をひいてしまう。
そんなネガティブなイメージが先行していたからです。
そんな中、なけなしの勇気を振り絞って冬キャンプを慣行。
それも、どうせやるならと厳冬期である2月に。
当日は-10℃を少し下回るくらいの気温で、きっと眠れないんだろうと覚悟もしていました。
シュラフに入って顔周りのコードを締めると「あれ、意外と寒くない」。
そんなことを思いながらウトウトしていると、気づけば朝。
驚くべきことに1度も目を覚ますことなく朝を迎えたのです。
夏にも使用するいつものテントで、ストーブも使っていません。
ふっかふかのダウンはやっぱりスゴイ。
寒さを感じるどころか最高に心地よい眠りを堪能できたのです。
もちろん感じ方には個人差もあるかもしれませんが、冬キャンプに対する概念がガラリと変わったあの日。
このUDD BAG 1000DXのおかげで最高の思い出になりました。