間違いなく高級品、でもクリーニングよりはるかにオトク
茂木貴史氏、茂木康之氏、今井良氏の3名で結成された洗濯ブラザーズ。
横浜でクリーニング店LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)を経営している彼らは洗濯のプロフェッショナル。
シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行っている。
私たちと洗濯ブラザーズとの出会いは突然だった。
とあるブランドの展示会に行ったときに、クリーニングの話になったのがきっかけだ。
そのブランドは製品に対するこだわりが強く、一切の妥協を許さない。
もちろんクリーニングに対する研究も他のブランドとは比較にならないほど深い。
そんな彼が絶賛していたのが洗濯ブラザーズの洗剤。
そんな流れで紹介してもらうことに。
たまたま近くにいたという茂木康之氏、今井良氏が展示会場に到着するまでそう時間はかからなかった。
実際に彼らにクリーニングや洗剤のことについて質問すると、その知識量に圧倒された。
しかも、その角度が他のプロとは少し違う。
一般的なクリーニング店であれば、その研究はクリーニング店で行うクリーニング方法に特化する。
ところが、洗濯ブラザーズはあくまでも家庭での洗濯に強いこだわりを持っている。
9割以上の洗濯ものは自宅で洗えて、わざわざクリーニング代金をかける必要がない。
洗濯方法を変えるだけで服は傷まずに長持ちし、キレイに洗うことができる。
日本のクリーニングに革命を起こそうとしているのだ。
だから、何か質問したとしても家での洗濯が前提の答えが返って来る。
洗濯マニアの当店バイヤーもすっかり魅了され今に至る。
そんな洗濯ブラザーズが展開するリブレ ヨコハマの洗剤は家庭用でありながら時にクリーニング店のそれをも上回る。
家庭用洗剤は低価格じゃないと売れない。
だから、あくまでも価格ありきで開発される。
どんなに良い成分があったとしても、高価なものになってしまえば世に出ない。
ところが、洗剤や洗濯方法次第で着心地や持ちや大きく変わる。
どんなに良い風合いだったとしても、誤ったケア方法を続けると少しずつそれが損なわれてしまう。
洗剤残りが原因で気づかぬうちに肌荒れを起こしていたというケースも少なくない。
今回の洗剤も、家庭でも使えるギリギリの価格帯でありながら、業務用の様に衣服を第一に考えたもの。
シルクやウール、カシミヤ、アンゴラ等を洗うデリケート用洗剤だ。
デリケート素材はクリーニング店のドライクリーニングが定番かもしれない。
ドライクリーニングは水を使わずドライ溶剤(石油溶剤)で洗うことで洋服の風合いに変化を起こさない方法だ。
ところが、このドライクリーニングには問題がある。
それは、汗などの水溶性の汚れはほとんど落ちていないということ。
そこでこの洗剤の出番と言う訳だ。
これなら蓄積した汗の汚れや目に見えない車の排気ガスによる汚れなどもしっかり落としてくれる。
さらに、洗えば洗うほど本来のツヤを取り戻すという優れもの。
しかも、柔軟剤を使わずとも柔らかく仕上がり、ナチュラル成分でしっかりと衣類の色移りや縮みを防いでくれる。
それだけではない。
衣類だけでなく人にも環境にもやさしい素材として食品や化粧品で使用されるもの、植物由来のもの、安全性の高い素材のみを厳選。
まさに今までの常識を覆す家庭用洗剤と言う訳だ。
この洗剤、デリケート用だけあって一般的な洗剤と比べて洗浄力は穏やか。
汚れやシミは同ブランドのプウォッシュスプレーを使用し洗濯前の前処理で対応するのがオススメ。
洗濯ブラザーズの研究による洗濯方法は、ボトル裏で丁寧に説明されているので初めてでも安心。
家庭用の洗濯洗剤とすると、かなりの高級品。
でも、クリーニングに出すよりははるかにオトクで安全性も高い。
毎日のお洋服にこそ、使いたい洗剤はプレゼントにもオススメだ。