水陸両用のゆったりハイテクショーツ
BURLAP OUTFITTER(バーラップアウトフィッター)は2016年にスタートした注目のジャパンブランド。
コンセプトは”ASK THE FABRIC”(生地に訊け)。
アウトドア業界で最先端をいくハイテク素材を使用し、日常に落とし込んでいく。
高機能素材の特性を最大限に活かしたものづくりは、アウトドアやミリタリー、アメカジに精通したプロ集団だからこそ。
そんなバーラップアウトフィッターの夏の定番アイテム、トラックショーツよりもレングスが長めでボリューム感のあるモデルが今回紹介するTRACK JAM(トラックジャム)だ。
通常のトラックショーツは丈が膝上くらいまでくるショートレングス。
レングスの短いショーツを穿くことについては、はっきりいうと好みは分かれると思う。
歳を重ねてくると足を出すことに抵抗が出てきたりもするだろうし、テレビやSNSでも男性がショートレングスのショーツを履くことの是非について、しばしば議論が交わされていたりもする世知辛い世の中になっているからだ。
その点、こちらのトラックジャムはレングスはちょうど膝下あたりと絶妙な丈感。加えて裾幅もワイドなボリューム感あるシルエットになっているので、ぴったりとした感じも出ない。
幅広い世代に穿いてもらえるショーツに仕上がっている。
使用している生地は、SUPPLEX NYLON(サプレックスナイロン)。
その柔らかな質感や風合いはまるでコットン。
ナイロンだからとっても軽くて丈夫なだけでなく、コンパクトにまとまり持ち運びもしやすい。
撥水性や速乾性にも優れているから、汗をかいても肌のベタつきもない。
おまけにUVカットもしてくれるという超機能素材。
ウエスト部分はドローコード仕様でフィッティング調整も容易。
左側のハンドポケットは二重ポケットになっていて、スナップボタンも付くからスマホなどの落としたくない物を入れたい時に便利。
ポケット内側はメッシュ仕様で風通りも良い。
そして水抜きもできるからこれ一着で水陸両用の使い方が可能。
海や川で遊ぶ際には水着として使って、遊び終わって帰る頃にはすっかり乾いているので着替えずにそのまま帰ることができる。
わざわざ着替えを持っていく必要がないのは、僕みたいな面倒くさがりな人には嬉しい仕様だ。
水辺のアクティビティだけでなく、これからの時期は野外フェスにもおすすめ。
雨天の環境下はもちろん、急な雨にもしっかり対応してくれるから安心して穿いていくことができる。
ゆったりリラックスとしたシルエットなので、開襟のシャツやゆったりめのTシャツとの相性は特に良い。
僕なら今季イチオシアイテムである、ジョンスメドレーのISISやPEAKSみたいなビッグシルエットなポロシャツを合わせたい。
デイリーでもアウトドアでも万能に使える夏の一軍選手が登板だ。