祝!30周年!!眠りへの追及はまだまだ続く
日本を代表するアウトドアブランドとして世界へプロダクトを発信しているNANGA(ナンガ)。
そんなNANGAが2024年、ブランド創立から30周年を迎える。
今では、ダウンウェアをはじめ様々なアイテムを展開しているが、そのスタートはシュラフ(寝袋)だった。
シュラフブランドとしてスタートした背景には、ナンガが誕生した滋賀県米原市が江戸時代から続く布団の産地であることに由来する。
「眠る」というキーワードは、ナンガにとって切っても切れない存在なのだ。
現在も主力商品として展開しているシュラフ(寝袋)も寝具の1つ。
それも、普通の寝具と違いテントや車の中など整っていない環境で使う特殊な寝具だ。
他の要素が少ないから、シュラフ自体の質が眠りの質に直結する。
だからこそ、ナンガのシュラフは過酷な環境を想定し何度も試験を繰り返す。
生地や羽毛から始まり、縫製方法や、ダウンの充填の仕方、サイズ感や形状にいたるまで。
現在展開している全てのシュラフが、何年も何年も研究を重ねた結果なのだ。
そして誕生したのが「GOOD SLEEPING(グッドスリーピング)」。
それはナンガの眠りに対する研究実績を、家というフィールドで再構築した極上の寝具たち。
これだけでもう、ワクワクが止まらない。
GOOD SLEEPINGの中で、絶対に手に入れたいのが羽毛布団。
シュラフで培ったノウハウがふんだんに詰め込まれている。
そんな羽毛布団の中でも、これはダウン量を300gに調整し春~秋を中心に使うことができるダウンブランケット。
なおかつ、30周年を記念して制作された今回だけのスペシャルなアイテムだ。
今回の記念イラストを担当したのはイラストレーターのYunosuke氏。
高校卒業後にサッカー選手を志して上京した彼は大学卒業後は、なんとデザインの道を歩み始める。
アナログなタッチを活かしたイラストやデザインは今では各方面から引っ張りだことなっている。
NANGAのブランド名の由来である、ヒマラヤ山脈の高峰ナンガ・パルバットが大きく鎮座し、山の隙間から「30」の文字が顔を出すというインパクト十分、かつアイコニックなデザインだ。
NANGAといえばな「赤×黒」のカラーリングに山の白が良いアクセントとなっている。
表地に使用したのは、肌触りが良いピーチスキン加工のポリエステル。
ふんわりしているのに、軽く、布団カバーを使わずに使うことができる。
もちろん、布団カバーを装着するループも付いているから、お好みに合わせてカバーを付けることも可能だ。
使用した羽毛は環境問題に配慮したリサイクルダウンだ。
さらに工夫したのが、ダウンを封入するキルト。
掛け布団と同じ様に、コールドスポットとなる顔周りや足元の冷えを抑える特殊な構造。
ステッチも首元に当たらない様にデザインされているのだが、実際に使うとこれが何とも快適!
しかも、外側のキルトに比べて中央部のダウン量を多めに封入することで、保温性を高めている。
汗ばむ季節にも使って欲しいから、家庭でも丸ごと洗濯が可能。
常に清潔な状態で使うことができるから、ペットがいる家庭も、ハウスダストやアレルギーが気になる方にもオススメだ。
もちろん、部屋の中だけでなく車中泊やテント泊、アウトドアシーンにも大活躍!
寝袋の様に収納袋も付いているから、持ち運びも簡単にできてしまう。
一生のうち、布団と過ごす時間はどれくらいだろうか。
決して安くはないけれど、モノはすこぶるイイ。
そしてそれがアニバーサリー限定アイテムとくれば、ファンなら持っておいて損はない。
”温故知新”の精神が宿ったNANGAの眠りに対するあくなき探究心は、これからも僕たちをまだ見ぬ景色へと導いてくれそうだ。