ROLLING DUB TRIO(ローリング ダブ トリオ)COUPEN LOW MOC(コペン ロー モック)コッペン ブーツ オックスフォード レザー 本革 日本製

和の佇まいも感じるスポーツオックスフォード

僕がこの所謂スポーツブーツ、スポーツオックスフォードと呼ばれる存在のブーツやシューズの存在を知ったのが1930年代～50年頃のシアーズのカタログでした。
当時はカタログをどんなに眺めても手に入れられない服を毎日毎月毎年、目を釘にして当時のカタログを眺めては指を咥える日々を過ごしてました。
中でも僕はヘラクレスのウェアに強く魅せられており、ウェアを纏ったイラストの足元は決まってこんなブーツやシューズでした。
一見アンバランスにも見える太いパンツの裾幅と靴のサイズバランスはその後の僕のスタイルに強く影響を与えました。

ちなみにRED WING社の1930年代のカタログを見るとモックトゥーにコルクソールを履かせたブーツをスポーツブーツとして当時から紹介していることから、スポーツブーツをベースにアウトドア用としてトラクショントレッドソールを履かせたブーツが現在の875のルーツである事が分かります。
スポーツブーツとは現在のアウトドア、ハンティングブーツの始祖なのです。

また、一説ではインディアンモカシンから派生したデザインとも言われているモックデザインを採用したCOUPEN LOW MOC。
ローリングダブトリオオリジナルのコルクソールを履いたクラシカルな見た目もワークとドレスの中間顔で、1930年代～50年代頃のクラシカルなアメリカのヴィンテージスタイルが好きな人にはこれほどまでにそのスタイルにマッチする靴は他には無いのではないでしょうか？

この手のスポーツオックスフォードはまだまだ世の中的にはマイナーな上級者向けシューズでアメリカ靴の顔ながらハンドステッチで仕上げたトゥのモックや履き口のパイピング仕上げなど細部の作り込みやラストの美しさからかどこか和の佇まいも感じる他と差別化出来る靴になっております。