モダンリラックス
2012年、フランスでスタートしたBaserange（ベースレンジ）。
身に着ける人の自然な美しさを引き出す、やわらかいシルエットとモダンなデザイン。
環境への負担を最小限に抑えながら上質なオーガニック素材を使用している。
そのコンセプト通り、使用している素材はオーガニックコットンやリサイクルコットン、ウールやシルク、リネンや竹繊維などの天然素材。
使用されている化学薬品の種類や水の使用量まで、厳しいチェックを重ねている。
そして、生産を担当しているのは小規模な工房というのもポイント。
1点1点、丁寧に作られた製品だからこそ、極上の着心地が生まれる。
ベースレンジに初めて興味を持ったのはどれくらい前だっただろうか。
始めて目にした時、大きな衝撃を受けたのを覚えている。
一般的にモデルは年齢も若くて痩せていることが多い。
ところが、ベースレンジのモデルは体型も年齢もバラバラなのだ。
若いモデルもいれば、おばあちゃん世代のモデルもいる。
痩せているモデルもいれば、健康的なモデルも、ふっくらしたモデルもいる。
唯一共通しているのはベースレンジを身に纏い、輝いていること。
プロのモデルが着れば、どんな服も実際より魅力的に見えてしまうこともある。
でもベースレンジの服は、着る人を選ばず、その世界観に染めてしまう力がある。
着ると自然と自信が出てくるのだ。
そんなベースレンジの定番素材の1つがバンブー（竹）を使ったシリーズ。
バンブーリヨセルの原料は、オーガニックバンブー。
従来のリヨセルは木材が原料ですが、バンブーリヨセルは、竹という再生可能な植物を原料にしている。
竹は農薬や殺虫剤、化学肥料を必要とせずに栽培でき、他の植物と比べて必要な水の量が少なくて済み、
リヨセルの製造工程はクローズドループシステムで行われており、非毒性の薬品を使い、エネルギーや水などの資源を無駄にしない環境に配慮した工夫が施されている。
日本人にはなじみ深い植物である竹だが、その繊維は天然の機能素材でもある。
抗菌作用があり雑菌が繁殖しにくいから、汗をかいても臭くなりにくい。
まさにインナーにピッタリの素材だ。
生地感はサラリとしていて滑らか。
ツルツルと肌の上を滑り、摩擦をほとんど感じない。
しかも、生地は極薄だからタイトなトップスのインナーとしても使いやすく着膨れしない。
シルエットもシンプルで合わせるものを選ばず、レイヤードには最適！
私自身もこのカットソーの大ファンで、もう何年もヘビロテし続けています。
肌触りが気持ちイイのはもちろんだけど、特に気に入っているのはこの薄さ。
今までレイヤードが難しかったタイトなトップスも、このカットソーならシルエットを崩さずに重ねることができる。
袖や首元から除く差し色として使いたいときも、大活躍なのだ。
個人的には、同じシリーズのカットソーと重ねて楽しむのもオススメ。
間違いなく、私史上もっとも使い勝手が良いカットソーの1つです！
